皆さまへ、ちょっと良いお知らせです。
梅雨入り前の、すごしやすい貴重な季節、コアジサシの様子を見に行ってきました。
今日は風が強くて、玄界灘は白波がたっていました。
こんな時、風で望遠鏡がガタガタするので、三脚の性能がいかに重要かを感じます。
洋上にオオミズナギドリの群れはあるものの、コアジサシはおらず。
5/27に報告したシロチドリのつがい シロチドリとコアジサシ (npo-fwcrg.org) は、
ハシボソガラスにおそわれたのか、いったん諦めた様子です。
まだ繁殖期の始まりですので、再び試みるのに期待しましょう!
通常、梅雨明け前は博多湾側で営巣し、梅雨明け後は玄界灘(海中デコイ設置場所)で
営巣する傾向ですので、これからも調査は継続します。
期待をこめて博多湾を確認に行きました。砂浜は生命の気配が感じられず静かでした。
以前は、紙吹雪を散らしたようにコアジサシが飛ぶ姿が見られたのですが、
数年でこんなにも変わってしまうとは、、
それだけ危機が迫っているということなんですね。
ジリジリ焼ける砂浜を、目を凝らして探していると、
キリキリッという鳴き声と共にコアジサシが頭上に現れました。あいさつに来てくれたようです。
被写体が早すぎて、小さすぎて、、必死の写真。。
砂浜に一瞬、降りたところ。
コアジサシは、砂浜と海の上を行き来しながら、ぐるぐる旋回しています。
まだ飛来したばかりのようで、繁殖場所にふさわしいか環境を確認しているみたいです。
しばらくすると、オスがカタクチイワシをくわえて、メスを追っていきました。
ペアリング、これから子育てがうまくいきますよう、頑張って!!
今後もようすを紹介していきます。応援よろしくお願いします。
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