今日は、会員が湿地で確認した鳥について、写真とともに紹介します。
アオサギ
ウシガエルを捕まえた瞬間です。脚に滴る水がリアリティを感じさせます。
会では福岡市内の公園にて、池に生息する特定外来種の駆除とモニタリングを、
生態的防除の取り組みを試験的に取り入れながら行っています。
特定外来種を食べるアオサギ隊員は、24時間戦ってくれるとても心強い味方です。
ちなみに、このアオサギは公園では“あーちゃん”の愛称で親しまれています。
アメリカザリガニもバリバリ食べています。
コヨシキリ
福岡市内の公園の池で確認されました。
体のサイズはわずか13㎝程度!スズメよりも小さい鳥です。
九州では熊本県の阿蘇地方の高地で繁殖することが知られていますので、移動中の個体と思われます。
同類のオオヨシキリは、この時期湿地で繁殖するのをよく見ますが、
コヨシキリが福岡市内の湿地で見かけるのは珍しいですね。
さえずりもオオヨシキリの声とも少し違うので、聞いてみたいです。
この時期にしか出会えない鳥を観察できるのも野外活動の楽しみのひとつ。
ぜひ、皆さんも双眼鏡を持って湿地に出かけてみてください。
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