まだ4月というのに、初夏を感じさせる気温の日が続いていましたね。
さて、観察しているエノキには11匹のゴマダラチョウの幼虫がいたのですが、
スズメやヤモリに食べられたり、脱皮に失敗してアリに食べられたりして、次々と姿を消していき、
最終的にサナギになったのを確認できたのは、終齢幼虫で保護した1匹だけでした。
必ずしもみんなが生き残れるわけではない、厳しい世界ですね。
それでも、生き残った1匹が次の世代へとつないでいきます。
羽化がうまくいきますように。
さて、件のエノキですが、あちこちにかじった跡のある葉を見つけました。
どうやら新たな生き物がエノキにやって来たようです。
よく探してみると、葉の裏に青白い幼虫が丸くなって休んでいました。
何年か前に見かけて、ここしばらくは観察できていなかったあいつではないか、と思います。
探してみるとあちこちにいます。おそらく同じタイミングでうまれた兄弟なのでしょう。
葉の裏で休んでいることが多く、ときどき葉をかじっては、また丸くなって休みます。
この丸くなるところが何ともいえず可愛いです。
ゴマダラチョウのその後と併せて、また、紹介していきたいと思います。
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