7月4日(土)、コアジサシ営巣地に雛のためのシェルターを設置してきました。
数年ぶりに登場した「すのこシェルター」。なんだか誇らしげ?
雛たちが使ってくれる日が待ち遠しいです。
この日の雛の確認数はまだまだ数個体。親個体のお腹に隠れていてなかなか観察も難しい状況でしたが、よちよちと歩く姿を少しだけ見ることができました。
いやはや、あんな可愛い生きものが存在するんですね…
この日はシェルターの設置だけでなく、「イヤガラス」の設置も強化してきました。
イヤガラスというのは、畑などを荒らすカラス対策として発売されているカラスそっくりの模型です。
シェルターにかかってるやつが現物です。
こうやって画像で見ると、本当にカラスをぶら下げているように見えますね…
毎年カラスに悩まされるコアジサシの繁殖ですが、今年からこのイヤガラスを導入したところ、なかなかの効果が出ているようです。
これから雛が増える大切な時期なので、イヤガラスの設置数も増やすことになりました。
まとめて設置することで効果が増すのだとか。
すごい景色ですね(笑)
決して虐待とかではないですよっ。偽物です!
<オマケ>
コワガラス(羽なし模型)改造中。
羽根のついていないカラスの模型に、拾ってきた本物のカラスの羽を接着剤でつけているところです。
なんだかちょっぴりグロテスク…?
最後、砂浜にコアジサシの卵の殻が落ちているのをメンバーが見つけました。
カラスにやられたのか、雛がかえったあとなのか…
後者であるといいですね。
また近いうちに、調査のお手伝いをしに行きたいと思います。
ではでは、また次回。
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