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執筆者の写真かつのようこ

厳しい状況

昨日の活動時にも、コアジサシの飛来状況を確認してきました。



例年、コアジサシが繁殖する場所の上空を確認するHさんたち。

しかしながら、コアジサシは全く飛んでいませんでした。

今年は全国的にコアジサシの数が少ないという話も…。

コアジサシの飛来数は年によって増減があるものなのですが、やはり心配になってしまいます。


またHさんは、コアジサシたちの餌となるカタクチイワシの群れがいないのも気になるとのこと。

私は釣りをしないのでよくわからないのですが、海の表面を見ればわかるんだそうですね。

コアジサシたちは海の表面を泳ぐ小魚たちを餌にするので、カタクチイワシの群れがいるかどうかというのは、繁殖できるかどうかを決定づける大きな要因になります。

繁殖する「場所」があることはもちろん重要ですが、そもそも餌がなければどうにもなりません。


コアジサシの保全活動として、私達は繁殖地の保護や雛のためのシェルター設置などを行ってきましたが、それはコアジサシがこの博多湾で繁殖を始めてくれてからできることなんですよね。

餌がいなくて繁殖できないとなったら、どうしたらいいんでしょう…


では、カタクチイワシたちがいなくなってしまったのは何故?

博多湾の海の環境に、今何が起こっているの?

それって博多湾だけでなく、日本の海全体に起きているの?それとも世界中で?


考え始めるとどんどんと恐ろしくなってきてしまいました。




暗い気持ちになってばかりでは駄目なので、子供の頃から好きな四葉のクローバー探しで気分転換!!

四葉になる原因を言ってしまうと夢も何もないですが、昔から見つけるとほっこりします。意外と苦手な人と得意な人に分かれるそうですね。


皆様にも幸せのおすそ分け。いくつ見つけられますか?





このシロツメクサも、もとを正せば外来種というのは複雑な心境ですが…






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