現在、シギチドリ調査の冬季期間真っ只中ですね。
湿地研メンバーも、各自の担当エリアで調査にあたってくれています。
毎度お疲れさまです!
ただ、Hさんからの報告で「何年か前からカウンターを使わずに調査できるようになり、楽にはなったが、昔を知っているので悲しい」という言葉に、私も悲しくなりました。。。
確かに、最近はHさん愛用の3連カウンターを目にすることはなく、どれだけ減ってしまったかを実感させられます。
シギチドリ類って、鳥界の中でもけっこう知名度が低いですよね。
美しい囀りで鳴くこともないですし、色も地味な種類が多いですし、カモやカモメ類みたいに公園で餌をねだるなんてこともしませんし。
酔っぱらいの「千鳥足」がチドリ類たちの歩き方からきてるってことを知ってる人ってどれだけいるんでしょう。
由来は知ってるけどチドリは見たことない、って人も多そうです…
シギチたちがこれだけ減少しているにも関わらず、鳥に詳しい人じゃないとそれを知らないという現状にもどかしさを感じます。
もっとたくさんの人にシギチを知ってもらって、危機感を共有してほしい。
減少を食い止めるために、何ができるかを考える機会をもってほしい。
そのためにも、シギチをもっと知ってほしい!!
ただ「可愛い」からでもよいので、まずは興味をもってもらえると嬉しいです。
でもほら、寒そうに目をつむる姿、可愛い以外ないですよね。
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